相談内容
シリンダブロックの打痕のみを検出したい
企業様の課題
‧ルールベースを導⼊しているが⽔滴と打痕の区別が難しい
‧⽔滴と打痕を区別できるAIの導⼊を検討している
お客様の声

シリンダブロックの打痕のみを検出するため、ルールベースの検査を導⼊したが、ルールベースでは⽔滴と打痕の判別ができず、どちらも検出してしまう。その結果、歩留まりが発⽣している。
⽔滴は後程拭けば良いため、打痕のみを検出できるようにしたい。
AIであれば精度が変わると聞いていて、本格的な導⼊を検討している。
現在の検査の流れ
AI外観検査機の導⼊を勧める理由
AIによる機械学習(ディープラーニング)を活⽤することで⾼精度な検査を実現できます。
⽔滴と打痕では、通常と⽐べて⾊が濃くなる点で類似していることから、ルールベースの特徴の⼀つである濃淡差による検出が難しくなるため、精度が悪くなってしまいました。
AIでは不良個所の特徴を学習させることから、濃淡差に差がなくても正確に検出が可能です。
また、ルールベースではルールを設けて検査を⾏うため、ルールから外れた不良項⽬は検出ができなくなってしまいますが、AIでは学習を重ねることで精度を⾼めていくため、⾃動で検出できるようになります。