株式会社VRAIN Solutionは2020年2月26日(水)〜2月28日(金)に幕張メッセで開催された「第2回ものづくりAI/IoT展(AIoTex)」に出展しました。新型コロナウイルスによるイベント縮小もありましたが、たくさんのお客様にご来場いただきました。
□ 第2回ものづくりAI/IoT展（AIoTex）とは
第2回ものづくりAI/IoT展(AIoTex)は、IoTプラットフォーム、AIソリューション、セキュリティ、通信機器など、製造業向けのIoT・AIソリューションが一堂に会した専門展です。会場では、製造業の情報システム・製造・生産技術・工場管理・設計・開発・経営部門などの専門の方々が来場し、多種多様な展示やワークショップが行われました。
VRAIN Solution ブース
□ 展示内容
①骨格検知
骨格検知とは、撮影した映像から人の骨格情報を抽出・分析する技術です。通常のカメラで撮影した映像から、首・肩・肘・手首・足首の位置を高精度で推定することが可能で、モーションキャプチャ用のマーカー装着などが必要ありません。映像内に複数人が写っている場合でも検知できます。ブースではモニターにて、実際に骨格検知を体験していただきました。前方の人だけでなく、後方の通行人まで骨格が正確に把握されています。
検知した骨格データを基に、AIにディープラーニングをさせることで、以下のような活用が期待されます。
- 作業時間やミスの軽減
事前に作業員の動きを撮影した映像をデータ化することで、作業員の作業時間や作業ミス、動作のムダを検知します。現場の作業効率が高められ、生産性向上に繋がります。
- 人的作業の記録
- 工場で不具合が起こった際、どこに問題があったか分析を行います。人的作業をデータ保管しておくことで、それが人的ミスによる原因だった場合でも問題発見までの時間が短縮されます。
- 作業員の安全確保・24時間見守り
- 体調不良（倒れる、ふらつく）、業務範囲ではない異常行動などを検知することで作業員の安全を守ります。監督者の目視よりも、正確に片時も離れず見守ることが可能です。
- 伝統技術の伝承
- 職人や作業員の高齢化や人手不足などにより、貴重な伝統・専門技術の継承・存続が懸念されています。骨格の動きを検知、データ化して保存することで技術を後世に残すことができます。
- 防犯などのセキュリティ強化
- 学校・駅や空港などの公共空間・商業施設・スーパーやコンビニなどにおける異常行動や危険・犯罪行動の監視をすることで、人々の暮らしの安全・快適な生活を守ります。
②作業員の装備有無確認
現場で働く作業員を守る上で、装備はとても大切です。特にヘルメットは「頭部を危険から守る」という重大な役割を持ちます。そのため多くの現場で着用義務があり、監督者は作業員のヘルメット着用有無を特定し、注意を促す必要があります。しかし忙しい監督者の目視での判定には、手間とコストの観点から限界があります。
ヘルメットのつけ忘れを防ぐため、AIがヘルメット着用有無を自動判定し、着用しないまま作業現場へ入場すると、アラートが発動され警告するように設定が可能です。
ブースでは、モニターにてリアルタイムにヘルメットの有無表示の体験をしていただきました。ヘルメット無しの場合は赤く判定（画像左）、ヘルメット有りの場合は緑に判定（画像右）されます。
ヘルメットの他、作業着や溶接マスクなどにも対応できます。また、コロナウイルス対策としてマスクを着用していないお客様をアラートにて入場させない・着用を促すことも可能です。
□ イベント概要
| 期間 | 2020年2月26日(水)～2020年2月28日(金) |
| 開催時間 | 10:00～18:00 |
| 最終日のみ17:00終了 | |
| 対象者／入場料 | 関係者／5000円(招待券持参者無料) |
| 利用施設 | |
| 主催者 | リード エグジビション ジャパン株式会社 |
| 連絡先 | 03-3349-8506 |
□ お問い合わせ先
商品内容につきましては、以下のフォームよりお問い合わせください。
□ 株式会社 VRAIN Solution
所在地：東京都中央区八丁堀2-13-2 ドミノビル3階
TEL：03-6280-4195
設立日：2020 年 3 月 16 日
代表者：南塲 勇佑
事業内容：製造業向け AI サービスの提供
URL：https://vrain.co.jp/vrain/
